「日本国内の”ハイクラス求人向けの転職エージェント”として知名度の高いビズリーチは、海外転職にも強いのだろうか?」
これから海外転職を検討されている方の中には、このような疑問を抱く方は一定数いらっしゃると思います。
結論から申し上げると、「ビズリーチは海外の求人数も多く、海外転職支援にも強いので、海外での転職活動時に登録しておきたいエージェントの一つ」です。
本記事では、海外移住を目指す筆者が「海外転職の際にビズリーチを利用すべき理由と利用するメリット・デメリット」について詳しく解説いたします。
海外転職でビズリーチを利用する3つのメリット
海外転職でビズリーチを利用するメリットは、主に以下の3つがあります。
・ヘッドハンターを選べる
・履歴書、職務経歴書の記入が簡単
・履歴書、職務経歴書を保管できる
それぞれ解説していきます。
ヘッドハンターを選べる
海外転職でビズリーチを利用する最大のメリットとして、応募者が「ヘッドハンターを選べること」が挙げられます。
一般的な転職エージェントの場合、応募者が担当者を選ぶ権利はありませんが、ビズリーチの場合は応募者から担当者にアプローチをすることができます。
応募者が上記画面で必要情報を入力すると、ヘッドハンターの一覧が表示されますので、応募者自身が自分に合った担当者を選べる仕様になっています。
履歴書、職務経歴書の記入が簡単
ビズリーチの履歴書・職務経歴書は、ビズリーチHPの質問項目に沿って、情報を記入するだけでOKです。
そのため、事前にワードやフォーマットを用意することなく、簡単にエントリーに必要な書類を準備することができます。
履歴書、職務経歴書の記入は意外と時間がかかるので、助かりますよね。
必要情報を記入できたら、ビズリーチのHP上でPDFをダウンロードできます。
履歴書、職務経歴書を保管できる
一度作成した履歴書、職務経歴書はビズリーチのHP上に保管されます。
一度作成したら、あとは情報を上書きするだけで良いので、手間がかかりません。
海外転職でビズリーチを利用する唯一のデメリット
海外転職でビズリーチを利用する唯一のデメリットは、同じく海外転職支援に強いJACリクルートメントやリクルートエージェントと比較し、「海外の転職支援の実績が少ないこと」が挙げられます。
ビズリーチは2007年創業と転職エージェントの中では新興勢力になります。そのため、2020年11月時点では海外に拠点はありませんし、どちらかというと国内の転職市場に強いエージェントという印象が強いです。
海外転職支援の実績という点では、ビズリーチよりも「JACリクルートメント」「リクルートエージェント」が上回りますので、ビズリーチを登録しつつ、上記2社のいずれかにも登録しておく戦略はありかと思います。
筆者自身もビズリーチのデメリットを補足する意味で、他の転職エージェントに登録して、海外の転職活動を進めてきました。
海外転職でビズリーチを上手に使う3つのコツ
海外転職でビズリーチを「上手に使うコツ」は、主に以下3つがあります。
・プロフィールを充実させる
・履歴書・職務経歴書を早めに提出する
・ヘッドハンターにコンタクトする
1つずつ解説していきます。
プロフィールを充実させる
ビズリーチを利用する際には、必ず応募者のプロフィールを記入する必要があります。
このプロフィール欄に最低限の情報しか入力していないと、応募者の強みや経験などをアピールすることができません。
プロフィールは基本情報だけでなく、
・職務要約
・スキル
・語学力
・希望条件
などを具体的に入力するようにします。
履歴書・職務経歴書を早めに提出する
転職活動において、スピード感は非常に大切です。ビズリーチに登録したら、すぐに履歴書・職務経歴書を提出しましょう。
良い求人案件は、転職意思の強い人から優先的に紹介されていきます。
スムーズに転職活動を進めるためにも、履歴書・職務経歴書は早めに提出しましょう。
ヘッドハンターにコンタクトする
なるべく自主的にヘッドハンターにコンタクトするようにしましょう。
ヘッドハンターに断られることも多いようですが、断られたら登録済みのプロフィール・履歴書・職務経歴書の内容に過不足がないか、改めて確認すると良いと思います。
早い段階から多くのヘッドハンターに接触できていれば、その分海外転職の選択肢も大きく広がります。
【まとめ】海外転職でビズリーチを利用してみた感想
今回は、「海外転職の際にビズリーチを利用すべき理由と利用するメリット・デメリット」について詳しく解説してきました。
実際にビズリーチを利用してみて、「海外の求人案件は多い」「マイページの利便性が高い」「自分に合ったヘッドハンターを選べる」という印象を受けました。
ビズリーチは国内の転職支援に強い印象だったので、正直あまり期待はしていなかったのですが、海外の求人案件数は業界トップクラスですし、今後も海外に積極的に開拓していくようなそんな雰囲気を感じました。
未だに海外拠点を構えていないことが不安要素ではありますが、海外就職に強いJACリクルートメント・リクルートエージェントと遜色のないサポートの質も感じました。
これから海外転職に挑戦する方は、まずはビズリーチに登録をして、他のエージェントにも登録をしつつ、並行して転職活動を進めることをおすすめします。