
「海外で日本語教師として働きたい。」
海外の好きな国で暮らしながら働くための手段の一つとして、「日本語教師」という職種は人気があります。
日本語教師という職種が人気な理由は、
・特別な資格が必要ないこと
・好きな国を選べること
の大きく2つの理由が挙げられます。
日本人のアイデンティティを最大限活かして、日本語教師として海外で働きたい方はぜひ読んでいただければと思います。
海外転職エージェントの中でも、「リクルートエージェント」は海外の日本語教師の案件を多く取り扱っています。
海外で日本語教師になるために資格は必要?

結論から申し上げると、海外で日本語教師になるために資格は必要ありません。
大学で教職免許を取る必要はありませんし、資格の学校に通わなくても、日本語教師になることはできます。
なぜ日本語教師になるのに資格が必要ないかというと、塾や語学学校などの民間企業での雇用が多いからです。
そのため世界中に日本語教師が足りない塾や語学学校がある限り、資格がなくても日本語教師として働くことができます。
とはいえ、世の中に日本語教師の資格は存在するので、保有していることで採用される確率は高くなったりします。
資格を取得した上で、海外で日本語教師として働きたいという方は、以下の3種類の資格を取得されることをおすすめします。
・日本語教師養成講座
・日本語教育能力検定
・大学院で日本語教育専攻
いずれの資格も取得までに1年〜2年ほど時間がかかりますし、コストが数十万円単位でかかってきます。
筆者個人的には、「無資格でも日本語教師にはなれる」ので、時間的・経済的に余裕がない人は、資格なしの状態で海外就職に挑戦すべきだと思います。
海外で日本語教師になる手順

海外で日本語教師になるには、以下の手順の通りに準備を進めていきます。
①転職エージェントに無料登録
②転職エージェントから求人紹介を受ける
③選考期間を経て、内定
転職エージェント初回登録時には履歴書と職務経歴書を添付します。転職エージェント登録前に履歴書と職務経歴書を用意することで、スムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
あとは転職エージェントからの求人紹介を受けながら、都度企業にエントリーをし、選考期間を経て、内定GETとなります。
早い人だと企業にエントリーしてから2週間ほどで内定が決まるケースもあるようです。そのくらい日本語教師の需要は高く、人員が足りていないということだと思います。
海外で日本語教師になる注意点

ここまで海外では資格なしで日本語教師として働けるということを説明してきましたが、当然「海外で日本語教師になる際の注意点」もあります。
具体的には、海外で日本語教師として働く際には、「ブラック企業で働かないようにしよう。」という注意になります。
海外の日本語教師の求人案件にエントリーする際に必ずチェックしたいポイントとしては、「全体の業務量に対して、給料は適切か。」という点です。
求人案件によっては、土日も出勤する必要があったり、授業のコマ数が明らかに多すぎるという実態があったりします。
筆者の友人の一人に「ベトナムのホーチミンで悠々自適に日本語教師をしながら生活をする」と宣言して旅立ちましたが、ふたを開けると長期休暇なし・1日の担当コマ数が多すぎるなどで日本のサラリーマン時代よりも過酷な労働をした人もいます。
海外の現地で働き始めてからこういった状態にならないように、求人にエントリーする際は、「本当に給料に見合う業務内容になっているか。」ということは、必ず確認した方が良いと思います。
こちらの記事では、「日本語のみで働ける海外の求人案件」について紹介しています。海外で日本語教師以外の職種を検討されている方は、合わせてご覧ください。
海外で日本語教師として働こう!

今回は、「海外で日本語教師として働くためには?」について解説してきました。
海外で日本語教師になるためには、特別な資格は必要ありません。また好きな国で働けることから海外で働きたい日本人にとって、大人気の職種の一つです。
ただし、日本語教師の求人内容や業務内容をよく確認しないまま就労してしまうと、長期休暇がなかったり、授業のコマ数が多すぎるにも関わらず、給料が低いみたいな状態になってしまうことがあります。
せっかく海外で日本語教師として働くのなら、しっかりと現地の給料や業務内容、そして待遇などを確認して、企業にエントリーすることをおすすめします。
転職エージェントの中でも、「リクルートエージェント」は日本語教師の求人を多く取り扱う転職エージェントです。まずは無料登録して、自分のライフスタイルに合った働き方を模索していきましょう。