現在海外就職に興味を抱いている方なら、きっと“海外就職後の給料がどうなるのか”について気になる方が多いはずです。
「給料は現地基準で貰えるの?」「給料は上がるの?それとも下がるの?」などなど。
さきに結論から申し上げると、給料は現地採用として働けば現地の給料水準になり、給料の上げ下げはあなたが実際に働く国や職種によって大きく異なります。
つまり、人や働く国によって、給料が上がったり下がったりします。
本記事では海外移住を目指す筆者が「海外就職時のお給料事情」についてわかりやすくご紹介していきます。
海外就職の給料は現地の給料水準?
まず海外就職の給料水準は、あなたの採用体系によって大きく異なります。
・現地採用→海外の給料
日本企業から海外現地に派遣される”海外駐在員”であれば日本の給料水準になり、海外の現地企業で自ら働く”現地採用”であれば海外現地の給料水準になります。
一般的に海外駐在員は、基本給の他に海外赴任手当、危険地手当、教育手当、住宅手当など多くの特別手当が支給されます。
そのため、現地採用よりも駐在員の方が給料が高くなりやすい傾向にあります。
しかしながら、現地採用も働き手の能力や職種によって、現地での給料水準が高いケースがありますので、一概にはどちらの給料が高いと言い切ることはできません。
とはいえ、昔の筆者は海外駐在員の手厚い待遇に魅力を感じ、一時期は新卒で入社した会社で海外駐在員を目指していました。
海外就職と聞くと、世間一般的には海外駐在員としてキャリア形成するイメージが強いかもですが、海外現地採用でも本人次第でキャリア形成は実現できます。
実際に筆者もシンガポールで海外就職に挑戦しながら、自分なりの形でキャリア形成をしているつもりでいます。
海外就職すると、給料は上がるの?下がるの?
さきに結論から申し上げると、海外就職をすることで、給料は上がる人もいますし、一方で下がる人もいます。
すべき事さえこなせば、フェイスブックしようが寝てようがブログ書いてようが、何も言われない。残業なんて有り得ない。万一15分くらいの残業になるとキレだす。給料は日本より遥かによい。しょぼ人材である自分の場合は、海外就職は「天国」だけどな…。 https://t.co/CmwQEilWaT
— Xin(しん)🇸🇬SG│シンガポール在住FIREワナビー (@xinzaixinjiapo) February 27, 2018
🇯🇵の会社から転職のお誘いが来たのですが…
— Ay (@Ay48401506) November 24, 2020
提示給与が今頂いてるお給料🇩🇪の半分なんですよ。お断りしたら理由を聞かれたのでその旨申し上げたら、「女性で40代で🇯🇵企業ではこれが相場です!」てキレられた。
40代🇯🇵女性はこれ以上お金稼いじゃダメって規則でもあるの?
ちなみに私頼んでないよ転職?
現地採用でメーカー営業の友達🇯🇵が最近転職
— ゆきの🇨🇳深センの日常 (@yukino_shenzhen) February 20, 2020
内定バンバン、給料も大幅アップだったとか
私 転職先もメーカー営業?
友 そうだよ!ものづくりが好きだから😁
😳
なんてパワーワード!!
モノにもつくる過程にもノータッチだろうけど素敵!
海外就職でメーカー営業やりたい人はぜひ参考に👍
大学院出たら海外就職もあり。
— がっくん(車・釣り垢) (@all__fishing_) October 21, 2020
日本は給料安いし、大学院卒の扱いもイマイチ
とはいえ、直近30年間で日本は平均年収が減っていることもあり、海外就職することで給料が上がることが多いです。
筆者の周りで海外就職している友人の多くも、日本のサラリーマン時代に受け取っている給料よりも海外就職で受け取っている給料の方が多い傾向にあります。
(※給料の上がり下がりはあなたが働く国や職種によっても大きく異なります。)
ヤバすきまね
— 株吉 (@cischaba) April 29, 2019
平成の賃金 検証不能 統計不正 政府廃棄で8年分不明
https://t.co/RD7OmrA66d pic.twitter.com/q7jz1CLBGs
ちなみに筆者自身は海外就職をすることで、給料を上げることができました。毎月の給料だけでなく、毎月受け取る“手取り額”も大幅に増やすことができました。
日本は毎年のように受け取る手取り額が減っているので、昇給・昇格できてもあまりテンションは上がりませんね。。
海外就職で、「手取り額が大きくなるからくり」は、こちらで紹介しています。
海外就職は国や職種によって、受け取れる給料額が違う
海外就職ではあなたが働く国や職種によって、受け取れる給料額が異なります。(ここでは、海外現地採用を想定します。)
例えば、フィリピンやベトナムなどの物価の安い国で働くと受け取る給料額が小さくなりますし、誰もができるような清掃員やレストランのウェイターなどの職種だと当然受け取る給料額が小さくなります。
そのため、あなたが給料アップを目的に海外就職するのであれば、働く国や職種を慎重に選択する必要性が出てきます。
実際に筆者も日本時代よりも高い給料を受け取るために、アジアでも物価が高いシンガポールでの就職を決意しました。
逆にあなたが日本よりも生活費が安い国で快適に暮らすことが第一目的であれば、物価の安い国で働くことを推奨します。
人によって”何が幸福なのか”は異なりますので、まずは”給料を優先”するか、”快適な暮らし”を優先するかを選択してから、海外就職に挑戦するようにしましょう。
給料が上がらなくても、海外就職に挑戦する価値はある!
今回は、「海外就職時のお給料事情」について詳しく紹介してきました。
日本の企業から海外現地に派遣される海外駐在員であれば日本の給料水準になりますし、海外の現地企業で自ら働く現地採用であれば海外現地の給料水準になります。
またあなたが働く国や職種によっても、受け取れる給料額は大きく異なってきます。
そのため、“海外に住みたいから海外で働くのか”、”給料をアップしたいから海外で働くのか”によって、あなたの海外就職での選択肢は大きく変わってきます。
とはいえ、海外就職は誰もが経験できることではないので、個人的にはたとえ給料が上がらなくても、今のうちに海外就職に挑戦する価値は大いにあると思います。
特に年齢が若く動けるうちはリスクが少ないので、経験を積むという意味でも“海外就職は良い選択肢”だと思います。
あなたの意思が固ければ固いほど、必ず海外就職は実現できますし、海外でキャリアアップすることも実現可能です。
あなたがこれから海外就職に挑戦するなら、海外就職支援に強い転職エージェントに登録することが最も重要になります。
筆者の場合、日本でサラリーマンとして働いている時に海外就職に強い「JACリクルートメント」に登録したことで、現在はシンガポールで海外就職を実現できています。
海外就職に強い転職エージェントの中でも、「JACリクルートメント」は非常にサポートが手厚くて、初めて海外就職する方も安心して利用することができます。
まずは「JACリクルートメント」に登録して、あなたの希望通りの給料を受け取れる求人がないかをチェックしましょう。