
「海外で営業マンとして働くって大変じゃないの?よくやっていけるね。」
こんなことをよく家族や友人から聞かれます。答えは簡単で「大変」です。
しかし、筆者は普段から仕事中に「たった3つのこと」を意識しているので、しんどいと思う場面がいくらあったとしても、何度でも乗り切ることができます。
要は自分中であらかじめ仕事中のポリシーを決めているので、なんだかんだ異国の地で営業マンとして充実した日々を送ることができているということです。
本記事では、2021年からシンガポールで働く筆者が「海外で営業マンとして働く中で意識している3つのこと」を紹介します。
これから海外で営業マンとして働きたいけど勇気が出ないという方は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
目次
海外で営業マンとして働こうと思ったきっかけ

筆者が海外で営業マンとして働こうと思ったきっかけは、「英語を活用して、仕事をしたい。」と思ったからです。
もちろん日本国内で外資系企業に転職し、英語を使いながら仕事をする環境はいくらでも作れますが、「異国の地で新たな挑戦をしたい」というのが根幹にありました。
これまで日本国内では営業マンとして約4年間勤めてきましたが、「もっと自分の仕事の選択肢を広げたい、可能性を広げたい」という思いがあり、海外現地就職の営業職を目指すことにしました。
また好きな国で暮らしながら働くというライフスタイルにも憧れており、若いうちに実現したいという思いもありました。詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
海外と日本の営業の違い

海外と日本の営業の大きな違いとして、「ツールの使い方」が挙げられます。
日本では営業活動において「ツールを補足的に使う」というのに対し、海外では「ツールに合わせて営業活動を行う」という傾向が強いと思っています。
具体的には、日本では「自作の資料を見せながら、商品を購入いただく」のが基本の申込プロセスと思いますが、海外では「CRM(顧客管理ツール)に蓄積されたデータを元に、商品を購入いただく」申込プロセスが多いように感じます。
このように「ツールを上手く活用して営業活動を行っているか。」ということが大きな違いではないかと思います。
また日本では未だに対面式の営業や接待などを重視する企業が多いです。一方で海外ではオンライン会議や定時帰宅など効率化を意識した営業活動が重視されます。
改めて言葉にしてみると、日本と海外では営業スタイルや営業の文化だったり、様々な違いがあることがわかります。
海外で営業マンとして働く僕が意識している3つのこと

海外で営業マンとして働く筆者が意識していることは、以下の3つがあります。
①同僚とコミュニケーションをとる
②目に見える成果をだす
③定時退社を目指す
1つずつ解説していきます。
同僚とコミュニケーションをとる
海外で働くということは、同僚のほとんどが外国人になるということです。様々なバックグラウンドを持つ同僚と積極的にコミュニケーションを図ることで、普段の仕事への良い影響に繋がります。
仕事において人間関係は1番大切なことだと思うので、普段から同僚と積極的にコミュニケーションをとるようにしています。
目に見える成果をだす
海外の企業は、「成果主義」の傾向が強いです。営業としてのパフォーマンスが低ければ、それがそのまま低評価に繋がりますし、もちろん給料も下がってしまいます。
日本人としての強みを最大限に活かして、最大限のパフォーマンスを出す、目に見える成果を出すように心掛けています。
定時退社を目指す
筆者はシンガポールの外資系企業で働いていますが、海外の会社は定時で退社する人がほとんどといった印象です。
これまで日本の会社では遅くまで仕事をすることが多かったので、なおさら海外の定時退社が魅力的だと感じています。
定時退社後は、自分の時間を過ごしたり、家族と過ごしたり、平日でも定時後の自由な時間を満喫する人がほとんどです。
筆者も海外就職を機に自由な時間で新しいことに挑戦する機会が増えたので、日頃からなるべく定時退社を目指しています。
海外で営業マンとして成果を上げれば、世界中で働ける!

今回は、筆者が「海外で営業マンとして働く中で意識している3つのこと」をご紹介してきました。
海外で営業マンとして働くことは結構大変なことですが、それ以上に日本では決して経験できないようなことを得られる可能性が大きいと思っています。
海外で営業マンとして働くことを検討されている方は、どんなことを意識して、どんなことを大切にして、働くべきかということを決めておくことをおすすめします。
海外で営業マンとして成果を出すことができれば、あなたの働く場所は世界中に広がります。日本中を探しても世界で働ける人材はなかなか見つからないので、一緒に希少な存在を目指していければと思います。
本記事が営業マンとして海外就職を目指す方の参考になれば、嬉しく思います。
こちらの記事では、「海外就職で持っておきたい3つのスキル」について解説しています。合わせて、ご覧ください。