「海外で就職する場合、転職エージェントは使うべき?」「海外の転職エージェントはどのような役割を持っているの?」
将来的に海外就職を考えている方なら、このような疑問を抱える方は多いはず。
結論から申し上げると、あなたがせっかくこれから海外就職に挑戦するなら、就職活動は一人で進めずに、まず海外就職に強い転職エージェントを活用すべきです。
なぜなら、海外就職に強い転職エージェントを活用する方が、あなた自身が優良な求人案件にアプローチしやすいですし、内定GETまでの距離も近くなるからです。
本記事では、海外移住を目指す筆者が「海外就職に強い転職エージェント」についてご紹介いたします。
筆者が実際に転職エージェントを利用した感想についても記載してますので、これから海外に就職する方はぜひご覧ください。
海外就職に強い転職エージェントの役割とは?
転職エージェントの役割は、「海外就職希望者と海外の企業を仲介すること」です。
海外就職希望者は自分が適した業界・ポジションで働きたいと考え、企業側は長期間活躍する人材を雇用したいと考えます。
その仲介(マッチング)の役割を担うのが、「転職エージェント」です。
海外就職希望者は転職エージェントに費用を払うの?
転職エージェントを利用するために、海外就職希望者がエージェントに対してお金を払う必要は一切ありません。
なぜなら、転職エージェントは契約(紹介)する企業からの手数料の支払いによって、彼らのビジネスが成り立っているからです。
(JACリクルートメント公式HPより)
具体的には、就職希望者が転職エージェントの紹介した会社に入社することで、就職希望者の前職の年収に応じた手数料が企業から転職エージェントに支払われます。
一般的に支払われる手数料は、就職希望者の年収の“約3割”と言われています。
成功報酬型で手数料が発生するビジネスモデルのため、企業側もリスクが低く、安心して採用活動を進めることができます。
また海外就職希望者も費用をかけずに、海外で就職活動を進めることができます。
海外就職に強い転職エージェントを利用する3つのメリット
海外就職に強い転職エージェントを利用するメリットは、主に以下の3つです。
・ローカル情報を入手できる
・非公開求人案件が豊富
1つずつ解説していきます。
短期間で就職できる
まず転職エージェントを利用すると、あなたが自力で転職活動を進めるより、確実に短期間で就職することができます。
あなたがエージェントに登録した時点で個別に担当者がつき、自分の希望に合った求人案件を紹介してくれます。
自分で一つ一つの企業を目に通し調べていくよりも、エージェントが紹介する求人案件を精査するだけなので、とてもスムーズに就職活動を進めることができます。
日本国内の転職活動においても、全く同じことが言えると思います。
ローカル情報を入手できる
転職エージェントを利用すると、あなたが海外就職したい国、地域に応じたローカルな情報を担当者から入手できます。
おはようございます☀
— ざきさん@旅好き映像クリエイター (@yukiichi_ichi3) March 15, 2021
花粉症がひどくて睡眠不足です🤧🤧🤧
午前中は海外転職エージェントとの面談でした😌
面談しただけですけど、かなりの収穫でした!
海外事情が知れただけでもテンション爆上がりですw
今週も皆さまよろしくお願いいたします☺️✨
転職エージェントの担当者は、実際に現地に住む海外生活のプロでもあるため、現地の信憑性が高い情報が手に入ります。
インターネットでは検索しきれない現地ならではの情報を聞くことで、事前に海外就職の不安を取り除くことができます。
非公開求人案件が豊富
非公開案件とは、インターネット上に掲載がない求人案件のことです。
転職エージェントの強みは非公開案件を多く持っていることにあります。
彼らが長年積み上げてきた実績とネットワークで非公開案件は存在しています。
転職エージェントのみを介して、求人案件を公開している企業も存在しています。
海外就職に強い転職エージェントほど、非公開求人案件を豊富に取り揃えています。
海外就職に強い転職エージェントを利用する3つのデメリット
海外就職に強い転職エージェントを利用するデメリットは、主に以下の3つです。
・希望する職種以外も紹介される
・実際の仕事環境はわからない
それぞれ解説していきます。
内定率は上がらない
あなたが転職エージェントを利用したからといって、必ずしもあなたの内定率が上がるというわけではありません。
もちろん、転職エージェントは選考時に最大限サポートしてくださりますが、最終的に企業に応募をするのは自分自身です。
転職エージェントに頼りっきりにせず、自分自身の言葉で入社したい意思を述べる姿勢が大切です。主体性を持ちながら、転職活動を進めていく必要があります。
希望する職種以外も紹介される
転職エージェントの収益モデルは、転職エージェントが紹介した会社にあなたが入社すると、企業から転職エージェントに手数料が支払われる仕組みです。
そのため、転職エージェントの都合で求人紹介が行われる可能性もあります。
実際に会社に入社してから、「自分が求めていたものと何か違う。」という状態にならないように注意しましょう。
実際の職場環境はわからない
海外での就職活動は、日本国内にいながらでも十分に完結することもできます。
なぜなら、最近はエントリーから最終面接までの選考活動を全てオンラインで実施する企業が増えてきたからです。
つまり、あなた自身がどういった職場環境なのかを確認することはできません。
職場環境が不安な方は、就職する前に旅行を兼ねて実際に企業を訪問しましょう。
選考が途中まで進んでいる場合は、企業の人事担当者に掛け合って、事前にオフィス見学まで出来れば理想の状態です。
海外就職で実際に転職エージェントを利用した感想
筆者が海外転職エージェント3社を実際に利用してみた感想は、以下の通りです。
・年収、学歴を必ずみられる
・マネジメント経験、専門スキルを保有している人材の評価が高い
1つずつ解説していきます。
日系企業に強いエージェント、外資系企業に強いエージェントに分かれる
実際に転職エージェント3社に登録してわかったことですが、あなたが登録する転職エージェントによって、求人案件が日系企業に偏ったり、外資系に偏ったりします。
転職エージェントが外資系企業に特化して海外の現地企業とネットワークを広げてきたか、日系企業の海外進出に特化してネットワークを広げてきたかによります。
海外で外資系企業に勤めたい方なら、ロンドン発祥で海外に多くの拠点を持つ「JACリクルートメント」が最適です。
また初回面談時に事前に外資系企業に就職したい旨を伝えておけば、自ずと外資系企業を中心に紹介してもらえます。
しかし、あなたの英語力が不足していると、日系企業の紹介が増えてしまいます。
年収、学歴を必ずみられる
キャリアアップ目的の転職活動の場合、現職の年収と学歴は必ずチェックされます。
やはり現職の年収や学歴が高いと、海外就職にある程度有利にはなります。
よくある質問として、「年収、学歴が有利ということは、第二新卒は不利なの?」がありますが、一概にそうとも限りません。
むしろ第二新卒の価値を評価してくれる現地企業も一定数いらっしゃいます。
「第二新卒の海外就職」については、こちらで詳しく紹介しております。
マネジメント経験、専門スキルを保有している人材の評価が高い
言わずもがなですが、現職でマネジメント経験がある人材、特定・専門スキルを保有している人材の評価は高いです。
採用する企業にとって、応募者が特定のスキルを保有しているだけで、即戦力人材になる可能性が格段に高まるからです。
海外の高級寿司レストランで、英語が話せない日本人(ハイスキル)が好待遇で採用される理由と同じものになります。
たとえ英語力が低くても高い専門スキルを保有しているだけで、好待遇の職種に就ける事例も少なくはありません。
海外就職活動時は、転職エージェントを最大限に活用すべき!(※複数社登録可)
今回は、「海外就職に強い転職エージェント」についてご紹介してきました。
・ローカル情報を入手できる
・非公開求人案件が豊富
海外就職を決心したのなら、海外転職エージェントを最大限に活用すべきです。
また必ず海外就職に強い転職エージェントを選ぶようにしましょう。
特に初めての海外就職の場合は、転職エージェントを利用するメリットの方が大きいので強くおすすめします。(※エージェントは複数社登録して問題ないです。)
海外転職エージェントを最大限活用するポイントは、主に以下3つとなります。
・担当者を最大限活用する。
・業界・職種・年収の条件を曲げない。
海外転職エージェントを利用する上で、上記のポイントは非常に大事です。
海外転職エージェントを最大限に活用しながら、転職活動を進めていきましょう。
あなたが海外就職でキャリアアップしたい、年収アップしたいと考えているなら、まず登録しておきたい海外転職エージェントが「JACリクルートメント」です。
筆者自身はJACリクルートメントに登録したおかげで、無事にシンガポールで海外就職を実現することができました。