
海外就職に関する発信活動をしていると、よく以下のような質問を受けます。
「海外就職すると、年収上がるの?」「海外で働きながら、本当に暮らしていけるの?」「海外就職の手取りはどうなの?」など。
質問の中でやはり1番多いのが「年収」や「給料」のことについてです。
結論から申し上げると、「海外就職すると、年収が上がる?」の質問に対する筆者の回答は、「人による」ということです。
そのため、これから海外就職に挑戦する方(特に20代〜30代)は、海外転職において「年収」より「経験」を重視する方が精神的に楽に転職活動ができると思います。
とはいえ、年収が上がる事例や年収を上げやすい海外転職エージェントについて知りたい人は多いはずです。
本記事では、2021年からシンガポールで働く筆者が「海外就職すると、年収は上がるの?年収を上げたい人に人気の転職エージェント」について詳しく解説いたします。



目次
海外就職で「年収が上がる」の基準が難しい理由


まずはじめに「海外就職で年収が上がる」に関しては、基準が曖昧で判断が難しいという特徴があります。判断が難しい理由は、主に以下3つがあります。
・国によって、物価が異なる
・発展途上国に行くと、必ず年収は下がる
・国によって、国民の雇用を優先する
特に日本は2020年時点で世界有数の先進国に該当しますので、働く国によっては年収が低く感じますし、発展途上国に行くと必ず年収は下がります。
また自国民の雇用を優先する国は多いので、外国人の雇用される立場が弱くなってしまう場合も多いです。
このような理由から「海外就職で年収が上がる」という基準が曖昧で、なにをもって年収が上がったということがわかりづらい点があります。単純に日本で就職していた時の年収との比較になれば、当然発展途上国で海外就職する際は年収が下がってしまうことがほとんどだからです。
海外就職で年収が上がったいくつかの成功事例


ここで「海外就職で年収が上がった成功事例」をいくつかご紹介します。
イギリスで働いてると感覚が麻痺する😂昇進や年収アップが当たり前だから、1年働いてて役職に変化がないとかつまんないとか感じ始めたら、すぐ上司と交渉するし、たぶんもう1年働いて自分の満足通り、希望が通らなかったら「転職しよー!」てなると思う😂 #海外就職
— Mireko_UK (@Mireko_UK) January 16, 2020
【英語とキャリア】
— ソフィア@外資ママのキャリアと英語育児 (@bilingualmamayo) September 29, 2020
安月給OL→英語で資格→海外就職✨→英語力不足で超絶苦労→外資転職→年収1本達成✨→一大プロジェクトリーダー→ストレスと過労で声を失う→鬱から復活✨→出産→育児&仕事両立中
人生アップダウンあるけど、転んでも休んで起き上がればいい。英語と努力は裏切らない。前に進もう https://t.co/ZEF00Y4g6R
学校内のカフェスペースで自習📚
— ゆきの🇨🇳深セン帰る準備 (@yukino_shenzhen) January 12, 2020
Kindleとメモアプリで💻
なんでこんなに #TOEIC かというと
田舎のフリーターがTOEICガチってスコア700以上取ったのがきっかけで
海外就職して年収上げられて
マジで人生逆転できたから😆
学歴も就活もやり直せないけど
TOEICは誰でも挑戦できる錯覚資産💰 pic.twitter.com/eQwDCeGHED
海外就職仲間たちが帰国後軒並み給料爆上げしててすごい。
— astatsuya (@astatsuya1) August 14, 2019
今までのキャリアをまるで活かしてない私は完全に平常運転。
でも前職や前前職で年収2000万円もらえるって言われても今の仕事の方がいい。
海外就職で年収が上がる特徴として、以下の要素が挙げられると思います。
・先進国で海外転職をする
・海外で転職を繰り返す
・英語スキルを磨いておく
・海外就職後に日本で転職する
特に「先進国で海外転職をする」、「海外で転職を繰り返すこと」は、効果的な年収アップのアプローチ方法だと思います。
また注目すべきは、海外で就労した経験を活かして、日本国内の企業でグローバルな人材として雇用され、以前よりも年収がアップするパターンです。海外で培ったグローバルな経験を日本国内で活かすスマートなアプローチ方法だと思います。
専門性を持って海外就職すると、年収は上げやすい


海外就職時に確実に年収を上げたい場合は、「専門性を高めること」が一番効果的だと思います。手に職があると、どこに行っても強いという考え方です。
例えば、成長している産業や企業でよく求人案件がある「ITエンジニア」のような職種だと、世界のどこの国で働いても、一般的に年収が上がりやすい傾向にあります。
特に日本のITエンジニアと諸外国のITエンジニアだと、そもそも給料のボトムラインが違ったりします。「ITエンジニアが海外転職におすすめな理由」については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ITエンジニアに限らず、寿司職人やネイリストなど、専門性を高めた結果として、年収は上がりやすいです。日本国内での転職時にも同じことが言えると思います。
「専門性を高めると、海外就職で年収を上げやすい理由」については、こちらの記事でも詳しく解説しております。
海外就職で年収を上げたい人に人気の転職エージェント


今回は、「海外就職すると、年収は上がるの?」について解説してきました。改めて結論を申し上げると、「海外就職で年収を上げられるか?」の問いについては、「人それぞれ」という回答になります。
先進国から発展途上国に拠点を移すと、年収は下がることがほとんどですし、専門性の高い職種に就くことで、年収が上がることも多いです。また自国民の雇用を優先する国も多いので、外国人が年収を上げづらい条件があったりもします。
そのため、できる限り海外就職で年収を上げる方法の一つとして、「ハイクラス向け海外転職に強い転職エージェント」を活用することは効果的だと思います。
数ある転職エージェントの中でも「JACリクルートメント」は、年収600万円以上の非公開求人案件を多く取り扱うため、海外就職で年収を上げたいと考えている人には、ぴったりの転職エージェントだと思います。
JACリクルートメントは、「海外でキャリアアップしたい」、「海外で管理職に就きたい」など高い志を持つ人が登録する転職エージェントなので、自ずと年収が高い求人案件が集まりやすい傾向にあります。