「シンガポールで就職をしたいけど、シンガポールの給与の仕組みがわからない。」
シンガポール就職を目指す方なら、このような疑問を抱える方が多いはず。
特にシンガポールの給料の手取り額については、一番気になるところだと思います。
「外国人が働きやすい国」として評判が高いシンガポール。シンガポールが外国人に人気が高いのは、大きな理由があります。
それは、外国人としてシンガポール就職した時の「給与手取り額が大きい点」です。
本記事では、海外移住を目指す筆者が「シンガポール就職時の給与手取りが多いからくり」についてどこよりもわかりやすく解説します。
シンガポール就職にご興味がある方は、ぜひ最後まで本記事をお読みください。
ちなみに筆者は、海外転職エージェントの「JACリクルートメント」に登録をし、シンガポールに就職することができました。
本記事の信憑性
当サイトでは、実際に2021年からシンガポール現地就労として働く筆者が、シンガポール給与に関する情報を発信しております。
現在、大手人材紹介会社の手厚いサポート受けながら、就職活動を進めておりますので、最新情報をお届けできると思います。
手取りとは?
まず手取りとは、「給与(額面)から税金などを控除した後の受取額」のことです。
通常控除されるものとして、社会保険料、雇用保険料、所得税、住民税があります。
現在の筆者の日本での年収は額面で630万円、手取りは478万円ですので、給与の24%程度が控除されている計算になります。(ちなみに給与額は初公開です汗)
=手取り478万円(24%控除)
とある税理士さんが纏めてくださっている便利な手取り額の表を見つけました。
(※酒居会計事務所公式HPより引用)
現在の日本国内でのあなたの「控除額及び手取り額」について知りたい方は、こちらからすぐに確認することができます。
あなたが国に対して、どのくらい納税しているのかも理解することができます。
【超お得】シンガポールの給料手取りは額面の98パーセントもらえるって本当?
結論から申し上げると、答えは「YES」で、あなたが外国人としてシンガポールで働く場合、給料の手取り額≒額面となります。
理由は、以下の通りです。
・健康保険は企業負担
・退職金制度がない
特に理由3つ目に関しては、一見デメリットのように考えられますが、現代において日本で退職金制度がある企業はそもそも少ないため、大きな問題にはなりません。
筆者が現在日本で勤めている会社は、最近ようやく退職金の制度ができ、内容的には勤務歴10年以上でようやく年収の20%相当の退職金をもらえるルールとなってます。
退職金のためだけに10年も待てないと考え、海外就職に挑戦することにしました。
【重要】日本とシンガポールで就職する2つのパターンで手取り額を比較してみた!
日本国内で働く日本人サラリーマンの場合
日本在住の27歳サラリーマン | |
月給 | 40万円 |
社会保険料 | 6万円 |
住民税 | 1万9千円 |
所得税 | 1万2千円 |
手取り合計 | 30万9千円 |
(上記は扶養家族なし、独身を想定。)
シンガポールで働く日本人サラリーマンの場合
シンガポール在住の27歳サラリーマン | |
月給 | 40万円 |
社会保険料 | 0円(※企業が加入) |
住民税 | 0円(※年明けにまとめて請求) |
所得税 | 8千円 |
手取り合計 | 39万2千円 |
(上記は扶養家族なし、独身を想定。)
上記の通り、同じ給与額面で働いていても、日本とシンガポールでは実際に受け取れる手取り額に圧倒的な差があります。
あなたが働く国が違うだけで、月給ベースで手取り額が約8万円も違ってきます。
シンガポールの場合は、あなたの給料のほとんど満額がポケットに入ってくるのです。
なお今回は海外在住を理由に日本の住民票を抜き、住民税を支払わない想定です。
日本の住民票を抜いて、あなたが日本に対し納める税金が少なくなることで、あなたの手取り額は自然と大きくなります。
「海外移住時に日本の住民票を抜くメリット」は、こちらで詳しく紹介しています。
【まとめ】シンガポール就職は給料の手取り額が多く、基本的に残業する文化もない!
今回は、「シンガポール就職時の給与手取りが多いからくり」をご紹介しました。
シンガポール就職する最大のメリットは、「給料の手取り額が大きいこと」です。
・健康保険は企業負担
・退職金制度がない
あなたがシンガポールで働いているというだけで、あなたの毎月の給料の手取り額は大きくなり、あなたの毎月の可処分所得は増えるので、お得な気持ちになれます。
さらに日本と異なり、シンガポールの現地企業では残業をする文化もありません。
普段からほとんどのシンガポール人、外国人が定時に上がることは有名な話です。
筆者にとって、シンガポール就職は、
・好きな南国で生活できる
・給料の手取り額が大きい
・定時で上がれる
と3拍子そろった、まさに理想的な条件が整っています。(※ただし、シンガポールの家賃相場は高いので注意が必要です。)
これからシンガポール就職を目指している方の参考になればとても嬉しく思います。
ちなみに筆者は海外転職エージェントの「JACリクルートメント」に登録をし、シンガポールに就職することができました。