「海外就職にはどんな選択肢があるの?」
「手に職をつけると、海外就職に有利?」
これから海外就職を目指す方であれば、このような疑問を抱えるはずです。
結論から申し上げると、「シェフや美容師、ITエンジニアなど手に職がある人材」は希少性が高く、海外就職しやすいです。
あなたの高い専門性がそのまま高い評価に繋がり、海外の現地企業から声がかかり、海外で働き始める方も一定数います。
もちろん英語力があるとベターではありますが、最初は英語力がなかったとしても、あなたの経験やスキルを活かして、海外で働けるチャンスはいくらでもあります。
本記事では、海外移住を目指す筆者が「手に職をつけると、海外就職に有利な理由」をご紹介していきます。
将来海外で働きたいと考えている方で、
「業界では誰にも負けない。」
「海外でも通用するスキルがある。」
と感じる方は、ぜひご覧ください。
手に職をつけると、海外就職に有利な理由
手に職系の仕事と言うと、「寿司職人」、「通訳」、「翻訳家」、「ライター」、「美容師」、「ITエンジニア」、「マッサージセラピスト」、「CA」、「ネイリスト」など様々な職種があります。
これまでのキャリアであなたが様々な業務経験をし、そこで身につけたスキルを活かした様々な職種が存在しています。
未経験からIT系で海外就職目指すなら、日本でとりあえずエンジニアの職に就くのが遠回りに見えて1番の近道だと思う。経験重視の海外だから、日本でもなんでもとにかく経験を手に入れるって大事。
— Aki (@aki_in_toronto) October 6, 2018
上記の職種には英語スキル必須の職種もいくつか含まれていますが、一方で英語スキルが不要な職種もいくつかあります。
では、なぜ英語スキルがなくても、海外就職をすることができるのでしょうか?
なぜなら、海外では「日本人特有の丁寧さ」を活かし、あなたが「実力で勝負」ができる専門職が存在するからです。
例えば、アメリカのセレブ界隈でネイルサロンが流行している最中、あるサロンに勤めていた日本人女性技術者の高いサービス品質が評判になり、よく指名を受けるようになり、高給取りになった話があります。
彼女の場合、はじめは全く英語を話せませんでしたが、ネイリストとしての高い技術力でカバーすることができていたのです。
少し極端な例ですが、世界に一歩踏み出してみると、日本人の専門職の技術の高さは世界トップレベルということがあります。
あなた自身が日本国内では大したレベルではないと感じていても、海外ではあなたのこれまでの経験やスキルを高く評価されるなんてことは時々起こります。
だからこそ、手に職系の仕事をしているけれども、「なぜか日本での生活が悶々としている。」と感じる方は、早い段階で海外就職を検討した方がいいのです。
手に職をつけると、日本でも引く手あまたという話
例えば、日本国内にあるセレブ御用達の高級寿司店。一度手に職をつけて、寿司職人としての専門性を高めていくことで、高給取りに成り上がることは可能です。
なぜなら、高級寿司店のお客さんは、裕福な方がほとんどです。そこにお客さんを満足させられる寿司職人がいれば、そこに自然とお金は落ちていくようになります。
アメリカで日本人の寿司職人は、高給取りです。基本。
— Peppermint🇺🇸 (@Peppermint_2525) June 15, 2016
経験がスキルがものを言う寿司職人のような職種は、もちろん日本国内では引く手あまたですし、海外でも引く手あまたです。
海外就職の求人でよく見かける専門職種(シンガポール編)
海外就職の求人でよく見かける専門的な職種は、シェフ、会計士が多い印象です。
今回は、筆者が働くシンガポールで実際に求人がある専門職種を2つ取り上げます。
①シェフ
②会計士
例えば、上記の求人内容だと、
①シェフ 月給S$6,000-S$10,000
(日本円で約48万円-80万円)
②会計士 月給S$7,500
(日本円で約60万円)
といった感じです。
その他ボーナス(年に1回)などの手当を考慮すると、シンガポールの専門職ではかなりの額を稼げることがわかります。
一般的な職種も豊富
一般的な職種も数多くあります。
例えば、海外就職をするハードルが比較的低い職種として、「日系企業の営業職」や「日本語教師」などがあります。
これらの職種は、あなたが日本人であるアイデンティティを活かし働ける職種です。
あまり待遇面は期待できませんが、海外で就職してみたい方であればおすすめです。
手に職をつけて、海外就職に挑戦しよう!
今回は、「手に職をつけると、海外就職に有利な理由」について紹介してきました。
筆者がそうだったように、先行きが不安な日本の経済状況をみて、これから海外就職に挑戦する若者は増えてくると思います。
海外就職は、言語スキルの向上、グローバルなキャリア形成、異文化理解にとどまらず、将来的にあなたがその国に居住するという新たな選択肢が生み出されます。
今回ご紹介した通り、現時点で英語力がなくても、あなたの高い専門性を最大限に活かして、海外で就労することは可能です。
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