「海外移住って一体何が良いんだろう?」「海外移住はデメリットの方が多い?」
将来的に海外移住を検討されている方の中には、“直感的な判断で海外移住をしようとしてるんじゃないか?”と自分に対して疑心暗鬼になる方は少なくないはずです。
さきに結論を申し上げると、海外移住にはメリットもデメリットも両方あります。
【海外移住のメリット】
— きょん@南国好きリーマン🇸🇬 (@kyon2025) December 25, 2020
①楽観的になる
②生命力がつく
③生活拠点が増える
【海外移住のデメリット】
①外国人として扱われる
②医療費が高い
③日本に気軽に帰れない
海外移住を成功させるコツは、海外移住のデメリットを十分に理解した上で渡航すること。住めば都だが、良いことばかりではない。
そのため、海外移住前は必ずあなた自身で「海外移住のメリット・デメリット」両方を十分に理解した上で、海外移住を決意することが重要な考え方になります。
本記事では2021年からシンガポールに移住する筆者が「海外移住のメリット・デメリット」をわかりやすく紹介いたします。
海外移住をする3つのメリット
海外移住をするメリットは、主に以下3つのことが考えられます。
・生命力がつく
・生活拠点が増える
1つずつ解説していきます。
楽観的になる
海外移住は日本での生活と異なり、“異なる文化・異なる宗教を受け入れること”がスタンダードな考え方になります。
そのため、日本での常識があなたが住む予定の国では通じないことが多いです。
『海外移住に成功している人に共通する7つの特徴』行動力がある、楽観的である、特技がある、英語力に自信を持っている、人頼みにしない、謙虚である、そして、細かい書類手続きができる。詳しくはこちら→ http://t.co/draPrZYqS9
— 飛ばない帽子 (@thou77angis) March 21, 2014
日本の常識が存在しない環境なので、海外では楽観的に生きることができます。
生命力がつく
海外移住をするためには、基本的に0から生活の基盤を作っていく必要があります。
人間関係や生活拠点など、全てにおいて自分の手で0から構築する必要があります。
あなたが全く知らない異国の土地で生活基盤を作っていくことは、準備段階から相当なエネルギーがかかります。
連投ツイートで申し訳ないですが、#手取り15万 でシンドい人は、まずは「生命力の高い日本人」に会うといいかもです。
— マナブ@仮想通貨 (@manabubannai) September 25, 2019
海外とかに出ると「あ、この人はどこでも生きていくな」という人がいますので。海外で金が付きても、その場で収入を作っちゃう人です。なので、旅をして新しい世界も見るのもあり
また基本的に英語を使ってバックグラウンドの異なる外国人とコミュニケーションを取る必要があるので、自然と“語学力”や“コミュニケーション力”も身につきます。
海外移住は相当なエネルギーがかかるからこそ、人間としての生命力がつきます。
生活拠点が増える
一度海外移住を経験すると、日本以外の新たな生活拠点を増やすことができます。
【僕が海外に出る理由】
— きょん@南国好きリーマン🇸🇬 (@kyon2025) February 12, 2021
・花粉が辛い
・寒いのが辛い
・年功序列が苦手
・英語が好き
・居心地が良い
人生から嫌なものを排除し、好きなものを考えた結果、海外生活という選択に至りました。良いのか悪いのかは行ってみないとわかりませんが、人生は割とそんな感じの選択の連続なのかなと思います。
日本で仕事がうまくいかない時、生活がうまくいかない時に、生活拠点の選択肢として海外があると精神的に安定します。
あなたが生きているうちに日本に住み続けないといけないルールはどこにも存在しないので、海外に住みたいと思ったら「いつでも住める状態」にしておきましょう。
海外移住をする3つのデメリット
海外移住をするデメリットは、主に以下3つのことが考えられます。
・医療費が高い
・日本に気軽に帰れない
それぞれ解説していきます。
外国人として扱われる
海外移住のデメリットは、あなたが外国人として扱われることです。各国の政府は、やはり自国民を一番大切にします。
一番顕著なのが、あなたが住む国の雇用機会が減ってしまう時に、まず自国民の雇用を最優先にされてしまうことです。
海外移住者は、日本政府がイベント的に配布する各種の補助金は貰えず、年金システムや健康保険からもドロップアウトしている人が多い。つまり最初から国に頼ろうとは思っていない。それでいて居住国では外国人扱いで、これといった特典も享受できない。マインドセットが「頼れるのは己のみ」となる。
— 株と言語の言語郎 (@gengoro_bkk) August 3, 2020
「自国民ではないために就労機会を失う」なんてことはザラにあるので、情勢などのタイミングによっては注意が必要です。
医療費が高い
日本では「国民健康保険」に加入していれば、医療費は3割の負担で済みます。
一方、日本の住民票を抜いて海外移住する場合には、海外現地の医療機関での医療費の全てが”自己負担”になります。
特にアメリカやイギリスでは、医療費が高額になりやすいので注意が必要です。
とはいえ、住む国にもよりますが、現地民間企業の保険に加入することで、医療負担を少なくすることはできます。
僕はこれから海外就職する立場ですが、調べれば調べるほどに日本の「国民健康保険制度の充実度」に感心します。何が言いたいかと言うと、日本で住民票を抜き、海外で大層な病気やケガをしてしまうとややこしいということ。たぶん、カネコさんの価格表の通り。現地民間企業の保険に入る選択肢もあり? https://t.co/ofPL1iT1v6
— Kyon@南国好きリーマン🇸🇬 (@kyon2025) December 20, 2020
日本に気軽に帰れない
海外移住をすると、日本に気軽に帰る機会が年に1回など少なくなります。
特に海外の現地でサラリーマンとして就労している場合は、気軽に日本に帰ることも自然と少なくなってしまいます。
日本に住んでいる家族に何かあった時に“すぐに駆けつけることができない”のが海外移住のデメリットの1つです。
その点、東南アジアへの移住であれば、日本とも距離が近く安心だと思います。
【知らないと損】海外移住前に必ずやっておきたいこと!
海外移住前に必ずやっておきたいことは、「現地で短期滞在をする」ことです。
一言で短期滞在といっても、1〜2週間ほど現地に滞在することを推奨します。
そして、宿泊する施設はホテルではなく、”サービスアパートメント”のような施設に滞在することが「現地に住む感覚」をつかむことができるので良いと思います。
海外現地のサービスアパートメントに現地に住むかのように滞在しながら、
・英語はどのくらい通じるのか
・気候は過ごしやすいのか
・現地食は口に合うのか
・生活費はどのくらいかかるのか
・ロケーションは最適か
などを確認していきます。
海外移住前の視察として、お手頃な価格で現地のサービスアパートメントに宿泊する方法として、アメリカの民泊予約サイト「Airbnb」が最適なサービスです。
筆者も大学生のバックパッカー時代によく「Airbnb」を活用していましたが、現地に馴染むような形で海外に滞在することができるので、とても利便性が高いです。
またあなたが海外移住するまでの間に、「日常英会話レベルの英語力」を身につけておくこともとても大切です。
やはり英語を使える方が海外現地での生活の充実度が劇的に高まります。
「海外移住するまでに英語を話せるようになりたい」と考えている方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
【結論】海外生活は「住めば都」になる!
今回は、「海外移住のメリット・デメリット」について詳しく紹介してきました。
当たり前のことですが、海外移住にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
・生命力がつく
・生活拠点が増える
・医療費が高い
・日本に気軽に帰れない
海外移住の魅力だけに惹かれて海外移住を決意してしまうと、海外移住後に想定外のことがたくさん起こり、早々に日本に帰国してしまう可能性が高まります。
そのため、海外移住のメリットだけでなくデメリットもしっかり理解をした上で、海外移住を決意することを推奨します。
とはいえ、日本には昔から「住めば都」ということわざがあるように、新しい場所に住み始めて慣れてきたら「意外と楽しい・とても快適」と感じることができるのも海外移住の大きな魅力の一つです。
僕も「海外移住は想像以上にハードルが低い」と思う。「住めば都」ではないですが、住み慣れるとそこが居心地よく感じるし、周囲のモノやコトも自然と整ってくる(これは本当に不思議)。海外移住に興味がある人は、今のうちから準備を進めるべし。 https://t.co/bwgXE1ujYh
— きょん@南国好きリーマン🇸🇬 (@kyon2025) December 7, 2020
まずはあなたが移住したい国に1週間〜2週間ほど短期で滞在をしてみて、あなたにとって「住みやすい国」と感じたら、本格的に海外移住の準備を始めましょう。
こちらでは「海外移住に失敗しない3つのポイント」を詳しく紹介しています。